2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ゾーンデータファイルのチェックツール

named-checkzone チェックしたいゾーンのドメイン名とゾーンデータファイルの名称を指定 $ /usr/local/sbin/named-checkzone example.com. /var/named/example.com.zone NSLINT ローカルにあるBIMDのゾーンデータファイルをチェックするツール ftp://ftp.ee.…

ゾーンデータファイルの例

$TTLステートメントでデフォルトのTTLを指定し、起点ドメイン名(ownerに@を指定)に対してSOAレコードとNSレコードを指定する起点ドメイン名に対して、MXレコードやAレコードは記述することができる 起点ドメイン名に対して、CNAMEレコードは記述できない $…

リソースレコードを指定するときのチェックポイント

1.NSレコードで指定するネームサーバとMXレコードで指定するメールサーバの名称は別名ではなく正規名で指定する 【間違った設定】 @ IN NS ns1 ;ns1はseikimeiの別名 ns1 IN CNAME seikimei seikimei IN A 192.168.1.30 【正しい設定】 @ IN NS seikimei ;…

代表的なリソースレコードの書式

SOAレコード SOA*1レコードはゾーンデータの最初に一つだけ指定 SOAレコードの書式 [owner] [ttl] [class] SOA [source-dname] [mbox] ( [serial] [refresh] [retry] [expire] [minimum] ) owner ゾーンのドメイン名を指定 通常は@を指定、起点名が設定され…

リソースレコード

リソースレコードの基本的な形式 [owner] [ttl] [class] [type] [rdata] owner リソースレコードに関するホスト名などを指定 行の先頭にタブやスペースなどがあると、ownerを省略したことになり、直前のリソースレコードで指定したownerが設定される ttl リ…

制御ステートメント

$ORIGINステートメント $ORIGIN ドメイン名 ;このドメイン名のことを起点名という 通常はゾーンのドメイン名が起点名として設定されているので、ゾーンデータファイルの最初に$ORIGINステートメントを記述する必要はない $INCLUDEステートメント $INCLUDE フ…

ゾーンデータファイル

ゾーンデータファイルの中身は$で始まる制御ステートメントとリソースレコード ;(セミコロン)をつけると、行末までコメントアウト ホストのFQDNを記述する場合はFQDNの最後に.(ピリオド)をつける .(ピリオド)がつかない場合は$ORIGINで指定したドメイ…

リゾルバとネームサーバ

リゾルバ ネームサーバにアクセスして名前解決を行うクライアント上のプログラム ネームサーバ(ドメインネームサーバ/DNSサーバ) リゾルバや他のネームサーバからの名前解決の問い合わせをポート53番で待ち受ける機能を持つサーバ 役割に応じて、権威ネー…

DNSのツリー構造とゾーン

ルートネームサーバを頂点とした分散データベースシステム ルートネームサーバの一覧はftp://ftp.rs.internic.net/domain/のnamed.root ネットワークを管理する組織は、自分の組織の情報を持っているネームサーバを管理 ネームサーバはゾーンと呼ばれる範囲…

DNSの機能

ホスト名(FQDN*1 )をIPアドレスに変換 (例) www.example.com → 192.168.1.30 名前解決*2 IPアドレスをホスト名に変換 (例) 192.168.1.30 → www.example.com メールサーバのホスト名とIPアドレスを教える *1:Fully QUAlified Domain Name *2:ホスト名からIPア…

DNS(BIND9)

参考(というかほぼ丸ごとコピー)にしたサイト 月刊NetworkWorld連載『DNSの仕組み完全解説』掲載ページ上記記事の作者のホームページ Tatsuya Baba Personal Websiteその他DNS(BIND)についてわかりやすい解説をしているサイト dnsサーバ bindの設定(named.…